サーフィンを知ってしまうと、人生じたいが何倍も楽しくなっちゃうよ!年齢なんて関係ない!思い切ってやった人しか分からない!そんな情報をあなたに届ける
ことを、ぼく自身が、楽しんで記事を書いています。
目次
パドリングは馬鹿にできない!
みなさん、「パドリング」って聞いたことありますか?ボートの漕ぐ道具を「パドル」と呼びますよね。英語ではPaddleで、現在進行形になってPaddlingですね。サーフィンでは、パドルなどの道具は使わないので、(※SUPは使いますが)『自分の腕で水をかいて進むこと』をパドリングと言います。よくサーフィンは横乗り系スポーツとして、夏のサーフィン・冬のスノーボードと言われることが多いと思いますが、スノーボードにないテクニックがこのパドリングです。そして、これがサーフィンには基礎の基礎になり、かなり重要なテクニックになります。
パドリングのコツ
パドリングは、ショートボードでも、ロングボードでもいたの種類が違っても、やり方は基本的に同じです。※ボディボードの場合は、足ヒレをつけた足で進むため、少し異なります。海に行けば、一目瞭然ですが、海での移動は全てパドリングで行います。そのため、このパドリングがうまく、そして楽にできるようになれば、サーフィンの上達も格段にスピードアップします。ただし、このパドリングもすぐにうまくなるものではなく、地道な積み重ねが必要になります。パドリングは、サーファーにとっては、人間でいう歩くようなものです。きちんとできるようになりましょう。そのうち、他のサーファーのパドリング姿を見ただけで、初心者かどうかも、すぐに分かるようになるでしょう。
パドリングに必要な筋肉は?
パドリングに必要な筋肉は、その名の通り『パドル筋』です。(そんなの聞いたことねぇ!)と思われるでしょう。もちろん造語です。パドル筋は、いろいろな箇所を総称しています。パドルに必要な筋肉は、主に、三角筋、僧帽筋、上腕三頭筋や大胸筋と行ったところでしょうか。
三角筋や僧帽筋・・・腕を前に出すための筋肉
上腕三頭筋や大胸筋・・・伸ばした腕を手前に引き寄せるための筋肉
これらの筋肉にうち、上腕三頭筋は普段あまり使わないけど、いわゆる「力こぶ」の部分ですので、トレーニングをしておくと、パドリングにも役に立ちます。
また、パドル筋に忘れて行けないのが、「背筋力」です。パドルをする際、ボードの上で背中を反って上半身を起こした状態でパドリングします。この時に、必ず必要なのが背筋力です。
この姿勢が、綺麗に背中を反って上半身を起こせているかどうかで、初心者かどうかが一目瞭然です!
これらん筋肉を鍛える確実な方法は、『毎日海へ行って、実際にパドルをする!』ですが、プロでもないか、最高のロケーションに住んでいない限り、毎日海へ行くのは難しいでしょうから、家やジムで鍛える習慣をつけるとサーフィンの上達への近道になりますね。
意外な落とし穴!?パドリングで進まないあなたへ
筋肉には自信がある!って人でも、うまくパドリングが進まない人いませんか?初心者によくありがちなのが、「パドリング時の重心の位置」です。例えば、ボードの上の体の位置が後ろ過ぎて、重心がテールの方にある場合、テール部分が沈み込んでしまいます。この場合、水の抵抗が大きくなってしまうので、進みにくくなります。理想は、ボードが水面に平行なのがベストです。重心は、ボードの中心あたりに来るのが一般的でしょう。
もし仮に、ボードが小さすぎるなどの場合は、潔く自分の体に合う浮力のあるボードを買うことをオススメします。いつまでたっても楽しくできないと、面白くないですからね。
少し考えてみよう!パドリングの時の注意点!
少しパドリング自体に慣れてきたら、次のステップへ進みましょう。それは、細かい部分に意識を持っていきましょう。ここでは、まず初心者の方に知ってもらいたい「手の形」と「水深」についてお話しします。
1).手の形は?
手の形は、水を最も捕まえやすい形がベストです!それは、開き過ぎず、閉じ過ぎず。そうなんで、意識しろと言いましたが、手の形は、自然な形で開いているのが最も水を捕まえてよく進むものです。初心者の方に多いので、力み過ぎて、手が開き過ぎていたり、閉じ過ぎていたり・・・。自然にできるようにリラックスしてみましょう。
2).水深は?
それでは、パドリングの時に腕をどこまでかけばいいのでしょうか?もちろん腕を水に深く入れれば入れるほど、水の抵抗は増えます。しかし、水面ギリギリをパドリングした方が楽なのには間違いありません。ですが、抵抗がないとパドリングの意味がありません。初心者の方でパドル筋が少ない方は、体の負担も考慮して、ヒジくらいまでを水中に入れてパドルするようにしましょう。また、パドリングする時の腕の形は、基本的にはヒジを曲げています。腕を伸ばしているよりは、曲げることで力が入りやすくなるのです。しかし、腕を曲げてパドリングするためには、胸を反って上半身をボードから話す必要があります。この時、先ほども話した背筋力が必要になります。そして、胸を反らせるのが、背筋力の少ない初心者にとってはかなり苦しいです。ですので、パドル筋の一部として背筋力も鍛えるようにしましょう。
パドリングは波を捕まえるために最も重要になるもの!
さて、パドリングの基本的なことを今回はご紹介しました。とっても地味な部分ですよね。「サーフィンとは波に乗ることであって、ボードの上に腹ばいになってることじゃないから、パドリングなんて関係ないでしょ!」と思う初心者の方もいるかと思いますが・・・それは大きな勘違いです。勘違いというか、何も分かっていません。そんな発言は、サーファー前では、間違ってもしないようにしましょうね。サーフィンをしていると分かることですが、海に行っても波になっている時間は、極めて少ないです。それに比べてパドリングする時間が大半を占めます。そうですね、3時間海に入って入れば、2時間くらいはパドリングしているでしょう。アウトに出るため、波を捕まえるため、またアウトに出るため。いい場所への移動も、もちろんパドリング無くしてできません。
サーフィンの上達は、パドリングの上達と比例します!
ぜひ、基本的なテクニックですので、きちんとできるようになりましょう!
次回は、パドリング時に必要になってくるドルフィンスルーをご紹介します。
まとめ
パドリングは、サーフィンの基礎の基礎!
基礎だけど、これがうまくやれれば、かなり上達し易いです!
しっかり極めましょう!
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